ネットワーク用語集 〜 私はこうしてパイオニア2に乗り込んだ
PSOをオンラインで遊ぶために、いろいろ不具合があったので、ネットワークの勉強をしました。
そこで、知識の確認を兼ねて、プライベートネットワークを構築するのに知っておいたほうが良いかな、
という知識を書き出してみました。
なお、一部しつこい説明もありますので、適宜取捨選択してください。
簡単な説明なので、詳しい説明が知りたい方は、キーワードをWWW検索サイト等で
検索すると良いでしょう。なお、下記の内容は間違っている可能性があります(爆)。
- ●ローゼット
- NTTから伸びている回線の、モジュラジャックの口のことです。
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- ●RJ-11(コネクタの形状)
- ごく普通の電話ケーブルのコネクタです。
コネクタに6本の溝と2本の金具がある場合に6極2芯。他に6極4芯も有ります。
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- ●RJ-45(コネクタの形状)
- ごく普通の、10Base-T/100Base-TXで使われるLANケーブルのコネクタです。
RJ-11に比べて、一回り大きい形状(8極8芯)です。
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- ●ツイストペア(より対線)ケーブル / LANケーブル
- 主に10Base-T/100Base-TXと呼ばれるタイプのLANで使用されるケーブルです。
UTP(Unshielded Twist Pair)/STP(Shielded Twist Pair)とも呼ばれます。
種類に「カテゴリ1〜5」がありますが、数字の違いは品質の違いのみなので、
(一番品質の高い)「カテゴリ5」を買っておけば安心です。
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- また、用途によって「ストレートケーブル」「クロスケーブル」の二種類の
ケーブルがあります。HUBやルータなどの中継機と接続するときは、ストレートケーブルを、
また、機器同士を直接接続するときはクロスケーブルを使使います。
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- LANケーブルは、ツイストペアケーブルを含めた、ネットワーク用ケーブルのことですが、
普及率からLANケーブルといえばツイストペアケーブルですね。
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- ●BbA(Broadband Adapter)
- ドリームキャスト用のNICでRJ-45コネクタを一つ持っています。LAN接続用。
なぜ、BbAと小文字の"b"を補うのかは不明(^_^;;
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- ●LAN(Local Area Network)
- 局地的ネットワークのことで、インターネットなどの外部ネットワークに
接続しない部分のネットワークを、こう呼びます。
- LANからインターネットへ接続するためには、
各々独立したネットワークであるLANとインターネットを、
ルータを使用して接続します。
ネットワークの構成はEthernetですることが多い様です。
また、接続するネットワーク機器が外部ネットワークから見えないため、
内部ネットワーク(プライベートネットワーク)とも呼びます。
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- ●NIC(Network Interface Card)
- Ethernet接続用の機器です。ほとんどの機器がRJ-45コネクタを一つ持ちます。
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- ●イーサネット(Ethernet)
- Xerox社と他数社が提唱するネットワークの規格(だったような・・・)。
インターネットを物理的に構成する規格の一つです。
現在は、どこかの標準化委員会(IEEEと呼ばれている所(^-^;;)によって10BASE-T/100BASE-TXや
無線LAN等が標準化されています(≒世界で通じる標準規格)。
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- ●TCP/IP
- ネットワークプロトコルの一つ。
現在のネットワークの、デファクトスタンダードとなっているプロトコルです。
- PSO(BbAからBroadbandPassportの部分まで)もTCP/IPで通信を行っています。
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- ●プロトコル(Protocol)
- 直訳すると「取り決め」。
ネットワークの通信方法(通信フォーマットやデータの通信手順など)の取り決め事のことです。
また、通信方法自体を指すこともあります。
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- ●ISP(Internet Service Providor)
- プロバイダ。インターネットに接続してくれる業者です。
インターネットへの接続はISPが管理しているので、
ユーザはISPに接続するだけで、インターネットへの接続が可能になります。
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- ●ルータ
- ネットワーク機器の一つ。二つの独立したネットワークを結合する機能が有ります。
- このため、各々のネットワークに接続するホストアドレスを二つ持ちます。
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- 補足:ブロードバンドルータと呼ばれるルータ製品は、
使用方法として、プライベートネットワーク(LAN)をインターネット(WAN)に接続するという使われ方をします。
また、インターネットに接続するためにISPより取得するホストアドレスは、グローバルIPが一つというのが
一般的かと思います。このため、取得したグローバルIPをLAN上の複数機器で共有するため、
NATやIPマスカレードといった機能を内蔵する製品が多いようです。
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- ●ホストアドレス(または、IPアドレス)
- NICに対して一つづつ割り当てられた、機器認識用の番号。
接続するLANに、重複しない番号で割り当てる必要があります。
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- ホストアドレスは、IP(=Internet Protocol/OSI参照モデルの第3層、ネットワーク層に相当する、
TCP/IPのインターネット層でのプロトコルの名前)が
識別する番号で、一般的に4バイト(IPv4の場合)の数値が割り当てられます。
- また、全世界で一意になるように割り振られたIPアドレスのことを、
特に「グローバルIPアドレス」と呼びます。
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- ●ネットマスク
- ホストアドレスは、ネットワークを表す部分と、ホスト(=ネットワーク機器)を表す部分とから
なっています。このネットワーク部とホスト部を切り分ける値をこう呼びます。
- TCP/IPでは、自身に設定されたホストアドレスのネットワーク部と、転送先の機器に
設定されたホストアドレスのネットワーク部が同じ場合にのみ、直接データを遣り取りすることができます。
- ネットワーク部が異なるホストアドレス、つまり異なるネットワークに対しては、
直接データの遣り取りをすることが出来ません(そういうものです)。この制限を越えるために、
ネットワークを論理的に結合することのできる、ルータを使用します。
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- このネットマスクは、ホストアドレスのうちネットワーク部に当たる部分のビット数で表されます。
また、このビット値を、ホストアドレスと同じように4カラムの数字で表したものがよく使われます。
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- ●ネットワークアドレス / ブロードキャストアドレス
- ホストアドレスのホスト部のビットが全て0であるものを、
ネットワーク自身を表すとし、ネットワークアドレスと呼びます。
- ホストアドレスのホスト部のビットが全て1であるものを、
ネットワークに接続している全ての機器で受け取るデータであるとし、
ブロードキャストアドレスと呼びます。
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- ●サブネット / サブネットマスク
- 大きなネットワークをより小さい、幾つかの小さいネットワークに分けることがあります。
(例えば、プロバイダによっては大きいネットワークのIPの空きが無くて、
小さいネットワークアドレスを貸与される場合があるそうです。
もっとも、ネットワーク規模は、個人契約の場合はあまり関係ありませんが)
この分けたネットワークをサブネットと呼びます。
また、サブネット毎に設定されたネットマスクのことを、サブネットマスクと呼びます。
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- ●IPv4
- ネットワーク層のプロトコル、IPのバージョン4のこと。
現時点(2001年春)は「IP」といえば「IPv4」ですが、
もう少しすると次のバージョン「IPv6」の事を指すようになるでしょう。
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- ●動的IPアドレス
- DHCPなどを使用して、自動設定に割り振られるIPアドレスのこと。
- 反対に、手動設定によってIPアドレスを設定した場合に、自動的に更新されないことから
「固定IPアドレス」と呼ぶことがあります。
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- ●DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
- 自動的にIPアドレス等のネットワーク接続に必要な情報を設定する機構の一つ。
- 使われないIPアドレスの回収などのために、一定時間ごとに更新されます。
更新時間は、数分〜数日など、様々な設定があります。
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- ●NAT(Network Address Translation) / NAPT(Network Address Port Translation) / IPマスカレード
- 一つのIPアドレスを、複数のIPアドレスで共有する機能のこと。
- この機能を持つ機器は、複数の機器から送られてきたパケットの送信元IPアドレスと、
送信先IPアドレスのペアを記憶しておきます。
そして、送信パケットの応答として送られてきた受信パケットの送信元IPアドレスと、
記憶したIPアドレスの送信先を照らし合わせて、返送されたパケットの転送先を決定します。
NATの場合は、IPアドレスしか見ませんが、
NAPTの場合は、IPアドレスに加えてポート番号もペアで処理します。
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- 動的NAT/動的IPマスカレードは、これらの転送先の決定を学習テーブルを使用して自動的に制御します。
- 静的NAT/静的IPマスカレードは、予め転送先を設定し固定した状態でNAT/IPマスカレードを行います。
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- ●ハブ(HUB)
- Ethernetにおいて、ネットワーク機器同士を接続する最も安価な機器のこと。
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- ●PPPoE(Point to Point Protcol Over Ethernet)
- プロトコルの一つ。
トランスポート層(TCP/UDP)のデータ部分を、PPPoEパケットのデータ部分に包んで通信します。
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- このプロトコルを使用するのは、PPPoE区間(PPPoEサーバとPPPoEクライアントの間)のみです。
- また、PPPoEは、PPPと同様に利用者の認証を行うことが出来ます。
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- PPPoEヘッダ(8オクテット、フッタは0オクテット)は、Ethernetフレームのデータ部に埋め込まれるので、
送信可能なデータ長(MTU)が、PPPoEのヘッダ長(8オクテット)だけ少なくなります。
・Ethernetの標準的MTU値=1500オクテット
・PPPoEを使用した場合のMTU値=1492オクテット(1454オクテット以下が推奨されている)
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- ●パケット
- ネットワークで使用される通信で使用するデータ単位の俗称。
プロトコルごと、機器ごとに様々な大きさがあります。
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- ●MTU(Maximum Transfer Unit) / Path MTU
- Ehternetフレームのヘッダを除いたデータ長。
特に、ネットワークを通じて転送することの出来る最大のMTUの大きさを「Path MTU」と呼びます。
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- ●MSS(Maximum Segment Size)
- TCPセグメントのヘッダを除いたデータ長。
基本的に、転送する機器のMTU値-40がこの値になります。
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NTTのサービスなど・・・
簡単な説明なので、詳しい説明が知りたい方は、キーワードをNTTにお問い合わせください。
なお、下記の内容は間違っている可能性があります(爆)。
- ●ダイアルQ2
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NTTのサービスの一種。月極めの通話料と一緒にコンテンツ使用料(例えば isao.net への接続料)が
請求されます。
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- ●タイムプラス
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市内への通話割引サービス。月額200円で、市内へのアナログ通話料が、
3分→4分(夜間5分→7分)で8.5円になります。
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- ●エリアプラス
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隣接する市内への通話料が、市内と同じになる割引サービス(の事だったような・・・)。
ユーザプロバイダを選択し、かつ契約プロバイダへのアクセスポイントが(隣接する)市外に
ある場合に、利用すると思われます。
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- ●テレホーダイ / ISDNテレホーダイ
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市内への通話割引サービス。月額1800円(ISDNテレホーダイは2400円)で、
市内特定番号(2つ)へのアナログ通話料が、23時〜翌8時まで無料になります。
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