そして、initdb を実行します。
initdb には、 -D オプションで、データ領域を生成するフォルダを指定します。
% /usr/local/pgsql/bin/initdb -D データ領域生成フォルダ
後は、PostgreSQLを起動して、アクセスできるようにします。
% /usr/local/pgsql/bin/pg_ctl -D データ領域生成フォルダ start
停止する際は、startの代わりにstopを指定します。
毎回、データ領域生成フォルダを指定するのが面倒であれば、起動/停止用のshellを作るか、
または環境変数 PG_DATA を用意することで、-Dオプションを使用せずに起動することができます。
PostgreSQLをインストールすると、ローカルのアクセスはできますが、リモートからアクセスすることができません。
たとえば、別のパソコンに pgAdmin3 などのGUIツールをインストールして、そこから接続しようとしても、接続できません。
この場合、データフォルダにある、postgresql.conf ファイルの、listen_addresses 設定を変更する必要があります。
listen_addresses='*'
#listen_addresses = 'localhost'
下の行の、'#'で始まる行が、初期状態をコメントアウトした行で、上の行が新たに追加した行になります。