ドラドラ★ミニ劇場#18


エキドナとアルベルティナ入りました(* ̄∇ ̄)ノ


■アルベルティナ「候補殿、竜王候補殿?」
■ルピア「あぁ、アルベルティナ。どうしたんだ?」
■アルベルティナ「ああ、ひとつ付き合ってもらえないかとね?」
■ルールメイカー「どんな用でしょう?」
■アルベルティナ「いやね?昨日、町に出掛けたときに、魔獣の噂を聞き付けたのでね、退治に行こうかと。」
■ルールメイカー「それでしたら、ネコにゃん…コホン、ではなくて、カネサダとか、ディアとか…」
■アルベルティナ「あー、いや、いや。私はまだ新参ものだからね。竜王候補殿が如何程のものか見てみたいと思ってね。」
■ルールメイカー「な、主殿を信頼できないとでも!」
■ルピア「まあまあ。心配なままでは、確かに信頼もままならないだろうしね」
■ルールメイカー「…主殿が、そう言われるのでしたら…」
■アルベルティナ「話が早いね。そういうところは、好意に値するよ」
■ルピア「そりゃ、どーも」
■ルールメイカー「ピクリ…(好意…ですって?!」
■ルピア「じゃあ、アルベルティナ、よろしく頼むよ…」
 
   ☆   ☆   ☆
 
■アルベルティナ「ほいっと、魔獣退治終わったよ。」
■ルピア「おぅ、お疲れさん。で、お眼鏡には叶いましたかな?」
■アルベルティナ「うーん、まあ、竜王候補としては、ごく普通な感じかな?」
■ルピア「そりゃ、どうも。しっかし、いままでぜんぜん魔獣…とは聞かなかったんだが…」
■アルベルティナ「そうかい?ワタシの周りではいつものことだったけどね?」
■ルピア「ふぅん…。じゃあ、ウチに来る前の、昔の所は、まだ退治の依頼があるのかい?」
■アルベルティナ「うん?そういや、ココに来てから暫くは相談もあったけど、最近はないね…あ!(チラリ」
■ルピア「ま、まぁ、魔獣が出なくなったのなら、それで良いのかな?」
■アルベルティナ「ふーん…あまり考えなかったけど…それなら、ちょっと申し訳ないねえ…」
■ルピア「ま、ココなら、魔獣が出ても、被害が小さいうちになんとかできるだろうからね…」
■アルベルティナ「ほぅ?何か秘策でもあるのかい?」
■ルピア「うん?そりゃ、頼もしい仲間がたくさんいるからね…。あ、もうキミを含めても、いいんだろう?」
■アルベルティナ「はっはっは。そうさね。ワタシも頼りにしてるよ、候補どの!さて、戻るとするかね」
■ルピア「あぁ、そうするか」

とかなんとか。
ちょっと、インパクトにかけたかな?

あ、エキドナは、尺の都合で次回(後半)に回します(^^;;

#竜王候補「おいおい、偶には平穏無事に終わらせてくれよ…」

   ☆   ☆   ☆

そして後半、エキドナの場合。


■エキドナ「あらあらあら、竜王候補殿?」
■アルベルティナ「ふぃー、やっと着いたかい…」
■ルピア「ああ、なんとかなったな。」
■エキドナ「あの、竜王候補殿?」
■ルピア「うん?あぁ、エキドナ…どうかしたかい?」
■エキドナ「いえ、ちょっと御質問がありまして…」
■ルピア「うん?質問…か、どんな質問だい?」
■エキドナ「あの、竜王候補殿のチカラについてですの。」
■ルピア「ふむ。」
■エキドナ「あの、竜王候補殿のチカラ、いったいどんなチカラなのかな、と。いままで、お会いする方はだいたい、そのチカラが見える…だいたい分かるのですが…」
■アルベルティナ「お、それはワタシも思ってたよ…候補といえ、その片鱗位は見えるハズなんだが…魔獣退治でもそんなには…だったからね」
■ルピア「そうだなぁ、オレ自身、あまり意識したことはないんだが…『例外のチカラ』だと、聞いているよ。具体的に、どんな事象かは…今一つなんだが…」
■エキドナ「そう、…ですの。『例外のチカラ』…ですか」
■アルベルティナ「ふうん…。で、発動させたことは、あるのかい?」
■ルピア「そうだなぁ…、明確にコレ、というのはなかったな。」
■ジエンド「ほう、ルピア殿のチカラか…」
■エキドナ「ジエンド殿…候補殿のチカラについてご存知なので…?」
■ジエンド「うん?ああ。実際にそのチカラを身をもって知った…というところかの」
■ルピア「いや、俺はなにもしてないだろう?」
■ジエンド「確かにな…だが、儂がココにいる理由…といえなくもないからの。」
■エキドナ「ふむ…それは興味深いことです」
■アルベルティナ「ジエンド殿は最古たる13竜がおひとり。暴竜と化して封印中…だったかと聞いていたが…その辺りだろうか…」
■ジエンド「そうさの。予定された未来…このループする世界の予定調和からすると、儂がココに居るのはあり得ないこと…だからの。」
■ジエンド「その予定調和の外、いわゆる例外…じゃの。」
■ジエンド「まぁ、そういうことじゃ。」
■エキドナ「ふむ。この世の理、調和を越えた答えを掴むチカラ…と」
■ルピア「おいおい、なんだか大層なことになってるなぁ…。俺としてはいつも通り…なんだがな…」
■ルピア「まぁ、実のところ、自由には使えない、中途半端なチカラではあるが…」
■アルベルティナ「ほう。だから半人前…いまだ候補止まりということか…」
■ルピア「うん?手厳しいな…(^^;まぁ、その通りなワケで、ぐうの音もないが…」
■アルベルティナ「気を悪くしたのなら、申し訳ない。まぁ、そんなチカラを振りまかれては、周りが困りそうだ…とな」
■ルピア「はは、違いない」
■ジエンド「ゆえに、暴走しない様に儂が見張ってる…というワケだの。」
■ルピア「うん?そうだったのか?てっきり遊びたい盛りかとばかり…」
■ジエンド「な、何をバカな…、わ、儂が遊ぶなどと…」
■ルピア「じゃあ、今度の週末のピクニックの予定、またの機会にするか?」
■ジエンド「い、いや、あの…それは…うぐぐ」
■エキドナ「ふふ、仲がよろしいことで。」
■アルベルティナ「ああ、違いない。だが、悪い気はしないな。コレは…しばらく厄介になるのも悪くなさそうだ…」
■エキドナ「確かにね…」
 
   ☆   ☆   ☆
 
■ルールメイカー「…はぁ、また仲間が増えた…のは、主殿の甲斐性…なのかしらね?」

とかなんとか。
賢王様、ですからね。
説明ばかりになってしまった(^^;